河野小で見つかった「踏絵」の秘密(その1)
2023年3月1日 13時06分この話は、今年の1月にさかのぼります。
地域の方から学校に「河野小学校に踏絵がありますよね、今度、大学の先生と一緒に伺いますから、写真に撮らせてください。」との電話が入りました。
「踏絵って、あの江戸時代の踏絵ですかね、誰かどこにあるか知ってる?」と職員室で問い掛けますが、本校勤務が長い先生も知らない様子。郷土室を手分けして探しましたが、見つからず。じゃあ最後に、と探した校長室の金庫の中に、そのものずばりの「踏絵」がありました。
小さな箱に入っていたのは、ずっしりと重い踏絵。職員室でも驚きをもって迎えられました。
そして、添えられてたのは、この踏絵が見つかった経緯を記した昭和58年当時の記録。そこには、江戸時代に使われていた本物の可能性もあるのとの記述が。
確かに表に描かれている絵は、東京国立博物館が所属するものと似ている気がします。
(文化遺産オンライン:https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/409288)
さて、これは一体どうしたらよいのか、その2に続きます。