6年 卒業プロジェクト
2025年2月25日 09時22分6年生は卒業まで、あと1か月あまりとなりました。
プロジェクトごとに分かれ、下級生のため学校のためになる活動を進めていました。
さて、しばらく遠ざかってた芝生広場の井戸水ポンプのその後です。
資料を探していると出てきました。設置許可証です。
「平成29年4月 河野小学校長と河野地区自主防災連合会長宛て 井戸手押しポンプの設置を許可する」との文書が見つかりました。そして、設置目的として「学校が災害発生時の避難場所としての機能を果たすため、停電時に水が確保できるようにする」とあります。そして、「自主防災連合会が設置費用及び維持管理費用を負担し、設置後の維持管理についても申請者が適切に行うこと」とされていました。
そこで、河野地区の自主防災連合会長さんに連絡し、現状と修理費用について相談し、了承を得ました。
注文は、松山市内の井戸を掘る業者さんにお願いし、取り寄せていただきました。部品は耐用年数の短い「木玉」ではなく、数年は持ちそうな「プラスチック玉(プラ玉)」にしたため、費用は少しお高めの1万3千円掛かりました。さらに、錆びついた塗装もやり直すことにしました。こちらは、教員の自宅に残っていたスプレー缶を使って費用0円で、ブルーメタリックに塗装。
そして、いよいよ本日、再設置しました。地下にのびる管の内側が錆びついていたためか、最初は茶色い水でしたが、徐々にきれいな水になりました。あれ、手押しポンプってこんなに力がいるんだったんだな、と少々驚きながら操作しています。
これで、災害が起きて停電した時にも水が得られる手段を確保することができました。子どもたちが使ってもいいように、春休み中に金網を使って、安全対策をします。